日本円の特徴ですが、一般的には、金利、国内のインフレ率、国家財政の健全性、日本経済の動向などと連動して動くと言われていますが、実際には、より大きな世界経済全体の動向やトレンドによって大きく左右されていますね。日本円は、他の基軸通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフランなど)と比べて、近年、金利が非常に低く、豊富な内需を持つ国内経済の安定性などから、低リスク通貨として見られてますね。低金利だと通貨の価値が低くなると考えがちですが、最近の日本経済は他の国の経済情勢よりも良く低金利であるため今以上の低金利になる可能性が低いため低リスク通貨、リスク回避通貨とみなされているわけです、そのため円高に振れやすい状況が生まれてますね。ですから、ギリシャの経済危機に端を発するユーロ危機の局面で大幅に円高になったり、繰り返しますが、最近では中国発の世界的な金融不安を背景として、リスク回避通貨として円買いが進んだりしています。

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米国政府はリーマンショック以降、同危機と不景気から抜け出すために、世の中の資金の循環をよくするために市場介入して市場から国債や不良債権を買い取り、米ドルの通貨供給量を増やす量的緩和政策(QE:Quantitative Easing)が度々行われてきましたよね。最近、米国の利上げ観測が話題になっていますが、長年低金利政策をとり続けてきていますから、米ドルの量が増えて低金利であると米ドルの価値は下がりますし、通貨の価格は下がります。しかし、アメリカはいまだに世界の政治・経済・軍事の超大国であり、世界で最も信用度の高い国とみなされています。そのため、世界経済が不安定になったり、アフガニスタン戦争などの紛争時に世界の平和が乱れたりしたとき、アメリカドルへの投資が増え、アメリカドルの価値が上がりましたね、これが「有事のドル買い」と呼ばれるものです、聞いたことがあると思います。しかし、リーマンショック以降米国の不景気が続いてきていることもあって、最近では「有事の円買い」の傾向も強くなってきていますね。現在、中国発の世界同時株安となっていますが、ドル円相場は大幅に円買いが進んでいます、「有事の円買い」が行われているわけです。このようなこともあるので、近年では日本円の通貨流通量はドルの17分の1にもかかわらず、通貨取引量においては影響力を持つようになってきているのではないでしょうか。

1.米ドルはいまだに世界の機軸通貨であり、世界の経済超大国アメリカ合衆国の中央銀行である連邦準備銀行(FRB)が発行している通貨ですね(当然のことですが)、いまだに世界の経済大国であるドルはグローバル金融経済に多大な影響力を持ってますから、世界各国で流通しており、世界各国の中央銀行でも外貨準備高資産として保有されていますね。ですから、米ドルは、世界の通貨流通量の60%以上を占めているんですね、また通貨取引量もダントツの1位で全体の80%以上です、例えばG20くらいまでを経済国とした場合、米国だけで60%&80%以上というのはすごい数字ではないですか!ページスペースの関係から世界の通貨流通量と通貨取引量のトップ5を以下に列挙します。

【通貨流通量】
1位ドル65%
2位ユーロ25%
3位 英ポンド4%
4位 日本3.8%
5位 スイスフラン0.1%

【通貨取引量】
1位ドル85%
2位ユーロ39%
3位 日本円 19%
4位 英ポンド13%
5位 オーストラリアドル 0.8%

日本人である私としては、円が両方において上位3位4位以内に入っているのはうれしいですね、やはり日本っていう国も経済大国なんだなと思いますね。通貨流通量が4位で銅メダルは逃してますが、よく数字を見てみましょう、なにかに気が付きませんか。1位と2位の通貨取引量は通貨流通量に対してそれぞれ130%と156%ですが、日本円のそれは500%です、確かに1位2位と比べると取引量は小さいですが、500%ですから為替市場において影響力を持っている通貨であると見ることもできますよね。

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