有事のドル買いが弱まっている

| コメント(0) | トラックバック(0)

米国政府はリーマンショック以降、同危機と不景気から抜け出すために、世の中の資金の循環をよくするために市場介入して市場から国債や不良債権を買い取り、米ドルの通貨供給量を増やす量的緩和政策(QE:Quantitative Easing)が度々行われてきましたよね。最近、米国の利上げ観測が話題になっていますが、長年低金利政策をとり続けてきていますから、米ドルの量が増えて低金利であると米ドルの価値は下がりますし、通貨の価格は下がります。しかし、アメリカはいまだに世界の政治・経済・軍事の超大国であり、世界で最も信用度の高い国とみなされています。そのため、世界経済が不安定になったり、アフガニスタン戦争などの紛争時に世界の平和が乱れたりしたとき、アメリカドルへの投資が増え、アメリカドルの価値が上がりましたね、これが「有事のドル買い」と呼ばれるものです、聞いたことがあると思います。しかし、リーマンショック以降米国の不景気が続いてきていることもあって、最近では「有事の円買い」の傾向も強くなってきていますね。現在、中国発の世界同時株安となっていますが、ドル円相場は大幅に円買いが進んでいます、「有事の円買い」が行われているわけです。このようなこともあるので、近年では日本円の通貨流通量はドルの17分の1にもかかわらず、通貨取引量においては影響力を持つようになってきているのではないでしょうか。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://photowinners.org/mt-tb.cgi/2

コメントする

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.1

この記事について

このページは、monarizaが2015年8月18日 00:05に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「米ドル日本円の通貨力」です。

次の記事は「円は低リスク通貨、有事に強い」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。